起源

インディアンアーモンドは東南アジアが原産であり、沿岸地域や熱帯地域で生育します。今日ではインディアンアーモンドの生産国は、オーストラリア、ポリネシア、マダガスカル、西アフリカ、インド、パキスタン、南アメリカ、中央アメリカ、およびカリブ海の島々です。

植生

マハラシュトラ州、カルナタカ州、タミルナードゥ州、アンドラプラデシュ州、およびケララ州などのインドの温暖な地域で成長します。その木は西ベンガル州と北部の他の温かい地域で育ちます。インディアンアーモンドは冬の間に実をつけます。

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流通

通常、殻が剥かれ新鮮な状態でパッケージされ売れらます。殻付きのものは種子販売店でよく売られています。

成熟度の確認

インディアンアーモンドは成熟度により色が鮮やかに変化します。初めは緑色、次に黄色、最後は深い赤色やはっきりとしたマゼンタになります。いくつかは品種では黄色へ変化せず、そのまま深い緑から茶色へ変化します。インディアンアーモンドは成熟し落下したものは手で収穫され、そうでなければ長い棒を使って木から収穫します。

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どんな味?

インディアンアーモンドは油分を含むため、アーモンドに似た味がします。またバヌアツでは重要な食品として好まれています。生産地の人間は時々その実を食べますが、甘さと苦さが入り混じりあまり美味しいとは言えません。フィリピンでは木の実からワインを作ったりもします。

インディアンアーモンドの栄養価

ニューサウスウェルズの大学が行った分析によると、インディアンアーモンド100グラムあたりの栄養価は下記です。

カロリー 575kcal
タンパク質 20グラム
脂肪分 55.8グラム
ナトリウム 18mgの
カリウム 1,140mg
カルシウム 200mg
リン 1,130mg
マグネシウム 10mg
アイアン 6.3mg
亜鉛 410mg
銅 5.1mg
チアミン 0.5mg
ナイアシン 3.3mg

 

健康への効果

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The Indian Journal of Pharmacology and Therapeuticsによるとインディアンアーモンドの葉は貧血を予防したり、肝機能の高めるとして古くから利用されてきました。また、葉から抽出した油分は皮膚のトラブルを和らげるとされています。そしてその種は肝臓癌や精力増強に効果があるとされ、乾燥した根は腸内環境を整える優れた作用があると信じられてきました。

これら伝統的な言い伝えに近い効能のいくつかには、科学的根拠を持つようになったものもあります。The Indian Journal of Pharmacology and Therapeuticsの研究では葉から抽出したエキスには糖尿病への効果が確認されました。The Indian Journal of Pharmacologyに発表された内容には、果実から抽出したエキスに、線維肉腫を発生させたラットに対し、抗腫瘍効果があることが確認されたとあります。The Journal of Nutritional Science Vitaminology は 卵巣摘出後の骨量減少の抑制がマウスを使った実験で確認されています。Food and Chemical Toxicologyで発表された研究ではインディアンアーモンドの葉に口腔癌の予防効果が、他の研究では肺癌に対する効能が確認されています。International Journal of Pharmacology では葉のエキスには鎮痛および、抗炎症作用があることが発表されまっした。

味は兎も角、これら大きな医学的効能がドライフルーツの王様と呼ばれる所以です。

 

 


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